RECENT NEWS
2023.04.14 | レイチェル・チャンがDeccaより新譜”Reflections”を発表しました! |
2018.08.10 | ドゥシニキ国際ショパン音楽祭 出演情報 |
2018.08.10 | 香港のラジオ局 RTHK アーティスト・イン・レジデンス |
BIOGRAPHY
- 2008年 アレッサンドロ・カーサグランデ国際ピアノコンクール 第2位&シューベルト賞受賞
- 2009年 リーズ国際ピアノコンクール 第5位
- 2010年 第16回ショパン国際ピアノコンクール セミファイナリスト
- 2012年 第67回ジュネーヴ国際音楽コンクール Georges Leibenson賞受賞
- 2016年 NYコンサート・アーティスト・ワールドワイド・デビュー・オーディション 特別賞受賞
- 2017年 第15回ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール ファイナリスト&聴衆賞受賞
- 2017年 Paris Play-Direct Academy 審査員賞受賞
- 2018年3月カーネギーホールにてリサイタル・デビュー
「最も洗練されていて説得力のある演奏」「詩人であり、ドラマティックな表現者」(ダラス・モーニング・ニュース)と称賛されたレイチェル・チャンは、2017年のヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールのファイナリストとして、「美しさと超絶技巧をあわせ持つ」(シアター・ジョーンズ)「驚くほど想像力豊かな」(ミュージカル・アメリカ)解釈で聴衆と評論家を魅了し、オンライン投票によって聴衆賞を受賞した。ヤングスタインウェイ・アーティストでもある彼女は、世界各国で繊細で洗練された演奏を披露し、名声を高めている。
これまでに、サンクトペテルブルグ・フィル、香港フィル、エルサレム響香港シンフォニエッタ、シドニー響、ロンドン室内管、フォートワース響他と共演し、エド・デ・ワールト、ウラディミール・アシュケナージ、ヤープ・ヴァン・ズヴェーデン、レナード・スラットキン、サー・マーク・エルダー、クリストファー・ウォーレン=グリーン、ニコラス・マギーガン他著名な指揮者と共演。また指揮にも関心があり、2017年のプレイ・ダイレクト・アカデミーでパリ室内管弦楽団とベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番を演奏して審査員賞を受賞したのに続き、2019年3月には香港フィルと同協奏曲を弾き振りした。また、2019年同アカデミーに審査員として再び招聘された。
これまでにパリ・ルーヴル美術館、ハンブルク・エルプフィルハーモニー、ロンドン・スタインウェイホール、カーネギーホール ワイルリサイタルホール、トロント・リッチモンドヒル舞台芸術センター、パリ・フィルハーモニーなど、アメリカ、ヨーロッパ、アジアの主要都市でリサイタルを行っている。
室内楽でも活躍しており、ソプラノ歌手アンナ・ネトレプコ、テノール歌手ユーシフ・エイヴァゾフ、メゾソプラノ歌手ヴィルピ・ライゼンセン、ラティカ・ホンダ・ローゼンベルク(Vn)、ニン・フェン(Vn)、ヴラディミール・メンデルスゾーン(Vl)、カミーユ・トーマス(Vc)、ヤン=エリック グスタフソン (Vc)、トレイ・リー(Vc)、ミシェル・ルチエック(Cl)、ジラド・ハレル(Cl)、ブレンターノ弦楽四重奏団、レオニス四重奏団他、多くの一流アーティストと共演している。また、コミュニティレジデンスやアウトリーチ・イベントにも積極的に参加し、聴衆とより深いつながりを持ち、音楽を通じて物語を語るという情熱を分かち合っている。
最近のハイライトは、ヤープ・ヴァン・ズヴェーデン指揮・香港フィルやヴィタリー・プロタソフ指揮・ウクライナ国立フィルとの共演、ジョセフ・バスティアン指揮・アジアユースオーケストラとのツアー、RTHK Radio 4およびハイデルベルガー・フリューリング室内楽アカデミーでのレジデンス、ヨーロッパ、アジア、北米でのリサイタルなどがあげられる。また、2020年7月に香港フィル初のライブ放送コンサートでソリストとして招待された。香港バレエ団をはじめとする異なる分野のアーティストとの共演にも力を入れており、香港の照明デザイナーであるエイミー・チャンとの画期的なコラボレーションでバッハの『ゴールドベルク変奏曲』を演奏し、異なる視点から観客に作品を提示したことも記憶に新しい。
香港出身。エレノア・ウォンのクラスにて香港舞台芸術アカデミーを首席で卒業後、イェール音楽院でピーター・フランクルに師事、優秀なピアニストに贈られるエリザベス・パリソ賞を受賞した。リーズ、ショパン、ウラディミール・ホロヴィッツ、ジーナ・バッカウアー、ジュネーヴ国際ピアノコンクールで入賞。
2019年香港芸術発展局によるアーティスト・オブ・ザ・イヤー(音楽)受賞。 2022年、香港政府の文化・レジャー・文化サービス部門のアートフォームパネル(音楽)のメンバーとなる。
2007年、初のコンサートDVDをVAIより発売。また2023年春にはショパン前奏曲を収録した初の国際デビューアルバム『リフレクションズ』がユニバーサルミュージックより発売される。
(2023年2月更新)
VIDEO
Preliminary Round at Van Cliburn International Competition 2017
Franz Schubert – 3 Klavierstucke, D. 946
No. 1 in E-flat Minor, No. 2 in E-flat Major, No. 3 in C Major
Claude Debussy – Preludes, Book I
“Voiles”, “Ce qu’a vu le vent d’ouest”
Franz Liszt – Mephisto Waltz No.1
Marc-Andre Hamelin – Toccata on “L’homme arme”
Semifinal round at Van Cliburn International Competition 2017
with the Fort Worth Symphony Orchestra and Nicholas McGegan
Wolfgang Amadeus Mozart – Piano Concerto No. 20 in D Minor, K. 466
I. Allegro / II. Romance / III. Allegro assai
PHOTOS
演奏会プログラム
プログラムA
ラモー:「一つ目巨人」、「ミューズたちの語らい」、「雌鶏」
ドビュッシー: 前奏曲集 第1巻
シューベルト: ピアノ・ソナタ 第21番 変ロ長調 D.960
プログラムB
ラモー:「一つ目巨人」、「ミューズたちの語らい」、「雌鶏」
シューマン:クライスレリアーナ
ヤナーチェク:霧の中で
リスト:『詩的で宗教的な調べ』より「孤独の中の神の祝福」、メフィストワルツ 第1番