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“私たちの心をそっと包み込んでくれる。そんな優しさと大きさ……。すばらしい精神的な境地だ”(2010年レコード芸術)と大絶賛された「ショパン:ノクターン全集」(若林工房)は、2010年度レコードアカデミー賞(器楽曲部門)に輝く。2006年度青山音楽賞受賞。第27回(2014年度)ミュージック・ペンクラブ音楽賞(クラシック部門、独奏・独唱部門)。現在、京都在住。日本語も流暢に話し、落語や歌舞伎など日本伝統文化にも造詣が深い。
BIOGRAPHY
ロシア生まれ。5歳よりピアノを始め、モスクワのグネーシン特別音楽学校とグネーシン音楽大学(現ロシア音楽アカデミー)でウラジーミル・トロップ教授に師事。1992年ロッテルダム(オランダ)で開催された第4回エドゥアルド・フリプセ国際コンクールでの優勝をきっかけに、一躍脚光を浴びる。1997年からは日本を本拠地として活動を始める。
バロック、古典派から近・現代にいたる作品まで幅広いレパートリーをもつ。特に、近年再評価の進むロシアの作曲家ニコライ・メトネルの作品紹介に力を入れており、2001年にはメトネル没後50年を記念したシリーズ「忘れられた調べ」で、その主要作品を4夜にわたって取り上げ称賛される。2002年、スタインウェイ・ジャパン株式会社によるコンサートツアーを行い、2003年にはサンクトペテルブルク放送交響楽団の日本ツアーにソリストに起用される。2005/06年のシーズンにはザ・シンフォニーホール(大阪)で4回にわたるリサイタル・シリーズを開くなど、多彩な演奏活動を展開している。
これまでにロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団、プラハ交響楽団、サンクトペテルブルク放送交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、東京交響楽団、東京都交響楽団、読売日本交響楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、日本センチュリー交響楽団、大阪交響楽団、兵庫芸術文化センター管弦楽団、九州交響楽団、山形交響楽団、広島交響楽団、京都市交響楽団などと共演。
卓越した数々の録音は高い評価を受けており、中でも“私たちの心をそっと包み込んでくれる。そんな優しさと大きさ……。すばらしい精神的な境地だ”(2010年レコード芸術)と大絶賛された「ショパン:ノクターン全集」(若林工房)は、2010年度レコードアカデミー賞(器楽曲部門)に輝く。2006年度青山音楽賞受賞。2015年、第27回ミュージック・ペンクラブ音楽賞(クラシック部門、独奏・独唱部門賞)を受賞。現在、京都在住。日本語も流暢に話し、落語や歌舞伎など日本伝統文化にも造詣が深い。
(2016年4月現在)