RECENT NEWS
2012年 第5回国際スクリャービン・ピアノコンクール優勝
2013年 クリーブランド国際ピアノコンクール2位、ロシア音楽賞受賞
2014年 グリーグ国際ピアノコンクール(ノルウェー)2位受賞
2018年 DECCA Classics より CD「REFRECTIONS」をリリース
2022年 ラフマニノフ国際コンクール(ロシア)2位受賞
2023年4月 MelodiyaよりCD「ラフマニノフ:前奏曲集 Op.32&幻想的小品集 Op.3」をリリース
BIOGRAPHY
1993年モスクワの音楽一家の元に生まれる。祖母は女流ピアニストとして名高いタチワナ・ニコラーエワ。モスクワ中央音楽学校2000年~2011年在席しアレクサンドル・ムンドヤンツ教授に師事する。4歳から多くの舞台を踏み、若干9歳でオーケストラデビューを飾る。この間に5つの国際ユースピアノコンクールで入賞する。2011年にモスクワ音楽院に入学。現在まで世界的教授セルゲイ・ドレンスキ氏のほか、アシスタントのニコライ・ルガンスキーやパヴェル・ネルセシアン、アンドレイ・ピサレフ各氏にも師事した。入学の翌年の2012年、第5回国際スクリャービン・ピアノコンクールにて優勝。2013年、クリーブランド国際ピアノコンクール2位あわせてロシア音楽賞受賞。2014年、グリーグ国際ピアノコンクール(ノルウェー)2位受賞。2016年、シドニー国際ピアノコンクールで2位を受賞し、これをきっかけに、ユニバーサル ミュージックならびにデッカ クラシックスとレコーディング契約を交わす。2018年『REFLECTIONS』をリリースした。
≪各紙の批評≫
巧みにコントロールされ円熟している。音は豊かでそして暗い、、、フォルテシモでも粗さを感じさせずに、芯がありと重みをもった音をだせる、ごく少数のピアニストたちの一人である、、、驚くほど軽妙な技術をまとい、恐れなく抑制されたレパートリーを弾き始め徐々に我々の目の前に全身全霊の表現を解放させていった。― Cleveland Classical, USA
驚くべきテクニック、透きとおるような響きの広がり、ピアノでもって『歌う』ための技量、、、そして様式の明確な把握。― Musical life, Russia
彼には実に特別な音楽的個性がある。壮大でありながら高貴でドラマチック。彼の演奏するグリーグは完全なテクニックで明るい色彩を放ち、細部まで意識を張り巡らせていた。若干21歳にも関わらず、彼の演奏は過去の偉大な巨匠達のスタイルを想起させる。― Bergens Tidende
(2018年12月現在)
DISCOGRAPHY
AUDIO
Reflections
VIDEO
シドニー国際ピアノコンクール2016
第一次予選
Frédéric Chopin: Nocturne No.1 in C#Minor Op.27
Frédéric Chopin: Ballade No.2 in F Major Op.38
Alexander Scriabin: 3 Études Op.65
準決勝
Frédéric Chopin: Sonata No.2 in Bb minor Op.35
Sergei Rachmaninoff: Étude Tableau in C minor Op.33 No.3
Sergei Rachmaninoff: Prelude in G Major Op.32 No.5
Sergei Prokofiev: Piano Sonata No.6 in A Major Op.82