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2020.07.20 | 新譜情報「ショパン:ピアノ協奏曲 第1番&第2番」 |
2019.07.12 | ケヴィン・ケナー 東京公演(7月15日)当日券は13時から販売します |
2018.08.10 | オール・パデレフスキソロ作品集 |
2018.08.10 | 新譜「ショパン後期作品集」 |
2017.02.13 | 【ケヴィン・ケナー雑誌情報】 |
2016.05.20 | レコード芸術誌 5月号 お宝盤選出 |
2016.02.16 | ケヴィン・ケナーのインタビューが掲載されました |
第12回ショパン国際ピアノ・コンクール 最高位およびポロネーズ賞
第8回ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクール 審査員推薦賞
第9回チャイコフスキーコンクール 第3位
第16回ショパン国際ピアノ・コンクール 審査員
BIOGRAPHY
1990年の快挙
1990年はピアニスト ケヴィン・ケナーにとって記念すべき年となった。彼の芸術的手腕が3つの名声ある賞の受賞によって世界に認められる年となったからである。その3つとは、ショパン国際ピアノコンクール(ワルシャワ)での最高位(同時に聴衆賞、ポロネーズ賞の受賞)、国際テレンス・ジャッド賞(ロンドン)、チャイコフスキー国際コンクール(モスクワ)での銅賞の受賞(同時にロシア作品最優秀演奏賞受賞)である。それに先立つ1988年にはジーナ・バッカウアー国際ピアノコンクール(ソルトレイクシティ)や1989年ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール(フォートワース)でも輝かしい成績を残した。
指揮者、オーケストラとの共演
ソリストとして、ハレ管弦楽団、BBC交響楽団、ベルリン交響楽団、ワルシャワ・フィルハーモニー、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団、ベルギー放送フィルハーモニー管弦楽団、NHK交響楽団等の世界的に著名なオーケストラ、また米国ではサンフランシスコ、カンザス、ニュージャージー、ローチェスター、ボルティモア他多数の主要オーケストラと共演を果たしている。また、チャールズ・グローヴズ、アンドリュー・デイヴィス、ハンス・フォンク、スタニスワフ・スクロヴァチェフスキ、イェジー・マクシミウク、カジミエシュ・コルト、イルジー・ビエロフラーヴェク、アントニ・ヴィット等著名な指揮者との共演も数多い。
数々のプロジェクト
近年の主な活動として、フランス・ブリュッヘンと18世紀オーケストラの共演、Ensemble XIXとの演奏及び録音、1826年のグラフを用いてパリのシテ・ド・ラ・ミュージックでのショパン作品リサイタル、またパデレフスキ生誕150周年の記念コンサート及び録音、日本、米国、メキシコ、カナダ、ドイツ、フランス、イギリス、ポーランドでの演奏ツアー等が挙げられる。2015年には、ショパンの2つのピアノ協奏曲 室内楽版(ピアノ+弦楽五重奏)をポーランドのナショナルエディション版として出版。
録音作品の数々
録音も数多く行っており、ショパン、ラヴェル、シューマン、ベートーヴェン、ピアソラと多岐に渡る。近年ポーランドで室内楽カテゴリーにおいて最優秀賞の“フレデリック賞”を授与された。またピリオド楽器にも造詣が深く、1848年のプレイエルを用いて国立ショパン研究所のレーベルで録音したショパンのソロ・ピアノ作品集はフランスのディアパソン誌にて5つ星を獲得した。
チョン・キョンファとの共演
2011年以降、ヴァイオリニスト チョン・キョンファからの熱烈なオファーを受け彼女の10年ぶりとなる活動始動に伴いデュオパートナーとして世界ツアーに参加。“美しく穏やかな真珠のような輝きを放つピアニズム”(英・テレグラフ紙)と絶賛されるなど、キョンファのヴァイオリンを引き立てつつ存在感を放つアンサンブルは彼の高度な美的音楽性を聴衆に再認識させている。2016年7月、ヴェルビエ音楽祭にデュオとしてデビュー、ワーナー・クラシックスとの録音プロジェクト(デュオ・ソロ)も進行中。
教育者として
英国王立音楽大学教授を経て、2015年9月より米国マイアミ大学フロスト音楽校教授。近年では、第17回ショパン国際ピアノコンクールに参加したチョ・ソンジンからの依頼によりコンクール直前に集中レッスンを行い、見事優勝に導いたことで、ケナーの教育者としての手腕が改めて認められた。
(2017年2月現在)
DISCOGRAPHY
VIDEO
Kevin Kenner performs F. Chopin Mazurkas @ M. K. Čiurlionis Music Festival 2015
REVIEW
“近年のアメリカ人ピアニストで最も優秀な演奏家の1人”
– – – – – – – (ハワード・ライヒ, シカゴ・トリビューン誌)“ルービンシュタイン、ベネデッティ・ミケランジェリやディヌ・リパッティ等の偉大なるショパン弾きのみから得ることの出来た水準を満たしている演奏家である”
– – – – – – – (ヴィンフリード・ヴィルト, シュヴェービッシュ新聞 ドイツ)“気品、強さ、そして微細な多様性に溢れ、そのドラマ的な構成力は極めて成熟しており、最盛期に近い熟練した演奏家のものである”(フィナンシャルタイムズ誌)
– – – – – – –“とてつもない才能に溢れている。理知的でありまた想像的、パワフルに、そして表情豊かに訴えかけるピアニズムだ”
– – – – – – – (ワシントンポスト誌)“記憶に残る中で最も繊細で美しいショパン解釈”
– – – – – – – (指揮者スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ)
演奏会プログラム
オール・ショパン・プログラム
- ノクターン 第8番 変ニ長調 Op.27-2
- スケルツォ 第3番 嬰ハ短調 Op.39
- 舟歌 嬰ヘ長調 Op.60
- 3つのマズルカ Op.56
- ポロネーズ 第6番 変イ長調 Op.53「英雄」
- ノクターン 第18番 ホ長調 Op.62-2
- ピアノソナタ 第3番 ロ短調 Op.58